育毛剤を使っていて突然かゆみが出た時、「育毛剤が効いている証拠」と放置している人はいませんか?心当たりがある方、もしかしたらそのかゆみは、頭皮から使用者に、異常を知らせるSOSかもしれません。

かゆみの原因として考えられること

育毛剤を使っていて、かゆみを覚えるのは珍しいことではありません。
人によっては、育毛剤が頭皮に栄養を与え、栄養成分により血行が良くなり頭皮の働きが活性化すると、かゆみが引きおこる場合はあります。
ですが、育毛剤を使っておこるかゆみは、効果が出ている以外にも複数考えられる原因があります。かゆみの原因について、ひとつひとつ探っていきましょう。

育毛剤の使用量を誤っている場合

いくら薄毛や抜け毛の改善をしたいからと言って、規定量より多く塗布すると頭皮が炎症を起こし、かゆみや発疹に繋がる場合があります。容量・用法はしっかり守るようにしましょう。

育毛剤の有効成分が体に合わず炎症が起きる場合

頭皮についた傷やかさぶた、吹き出物やかぶれがある場合、育毛剤に配合された有効成分が頭皮に刺激を与え炎症がおき、かゆみに繋がる場合がります。また、敏感肌や乾燥肌、アレルギー体質、アトピー性皮膚炎の方は、配合されている成分と体質が反応してかゆみなどを引き押す場合があります。育毛剤に配合されている化学成分は確かに有効ですが、副作用などの注意点も存在します。
よくかゆみの原因として挙げられる人工成分・化学成分をいくつかご紹介します。

ミノキシジル

血管が拡張することによるかゆみがおきます。ミノキシジルは2017年現在、唯一育毛剤の中で第一類医薬品に指定されているリアップに配合されていることで有名な成分です。血管を広げ、血行を良くする強い発毛作用を持つ成分です。血行が良くなると、血液は毛根の発毛をつかさどる毛母細胞にまでしっかり栄養を届けることができます。

しかし、血管が拡張する作用より、神経伝達に係わる「ヒスタミン」というホルモンが刺激され、頭皮にかゆみ等の症状を引き起こす場合があります。

ミノキシジルの溶剤によるかゆみ

ミノキシジルは水に溶けにくいため、育毛剤に配合する際に溶剤が使われています。溶剤としてよく配合されている成分はプロピレングリコールやアルコールなどです。
プロピレングリコールやアルコールは、アレルギーを誘発してしまう物質である為、アレルギーを発症しかゆみを感じる場合があります。

塩化カルプロニウム

育毛剤を塗布した部分の血行を良くし、髪が育ちやすくなる作用があります。入浴後などの血行が良い状態で塩化カルプロニウムを含んだ育毛剤を塗布すると、かゆみやかぶれの原因となります。

エタノール

化粧品にもよく配合されているエタノールですが、アルコール成分により消毒効果や製品の使用期限を大幅に伸ばす働きがあります。肌が弱い人向けにエタノールなどのアルコールを使用していない育毛剤は「エタノールフリー」という表示がされている場合もあります。
また、アルコール成分は水分を奪う作用があるため、乾燥が原因でかゆみに繋がる場合もあります。

エタノール同様、香料や着色料と言った添加物類もかゆみの原因となる場合がありますので、肌が弱い方はご注意ください。

乾燥肌

頭皮が乾燥していると、摩擦や頭皮マッサージなど、外部からの刺激に対し頭皮はバリアがない状態となり、ダメージを受けてかゆみや炎症に繋がります。
更に、乾燥肌は頭皮環境が悪化しやすく、安易に細菌が繁殖する為かゆみの原因になります。

頭皮用美容液で乾燥対策

ヘアケア製品の1つに、頭皮用美容液というものがあります。
頭皮用美容液は保湿効果がある為、頭皮の乾燥対策に効果的です。

頭皮用美容液で人気の商品は、「すこやか地肌」と「オルタニカ スカルプエッセンスオルタニカ スカルプエッセンス」でした。両商品とも、「使用した翌日にフケやかゆみが改善された」と口コミの投稿が多く見受けられました。

更に、乾燥した頭皮をかきむしると、乾燥性のフケが生まれます。乾燥性のフケは雑菌が繁殖しやすく、雑菌のせいで頭皮が臭う場合もあります。
頭皮の乾燥は放置せず、しっかり対策をとりましょう。

女性が男性用を使っている場合

育毛剤は「男性用」「女性用」「男女兼用」の3種類に分かれています。今回は、女性が「男性用」を使っている場合です。
男性は、男性ホルモンの過多、女性は産後や更年期、加齢によるホルモンバランスの乱れが原因など、性別によって薄毛や抜け毛の原因が違います。育毛剤は性別に沿って配合成分の種類や量を調整している場合が多いため「男性用」「女性用」の表記がある場合はしっかり守ることが重要になってきます。

男性用育毛剤は刺激が強い

女性用育毛剤に比べ、男性用の育毛剤は配合されている科学成分の量が多くなっています。
男性は女性より皮脂が多く、毛根に栄養が行きわたりにくくなるため、強い皮脂分解成分や抗菌成分などが必要になる為です。

男性用育毛剤を女性が使うと、頭皮にかゆみや腫れ、発疹など異常をきたす場合があります。「育毛剤を買う時に男性用か女性用を確認していないかも」など、心当たりのある方は、ぜひ自分の育毛剤を見直してみてください。

かゆみは必ずしも育毛剤の効果の表れではない

確かに、上記の理由だけではなく、育毛剤により血流が良くなり、地肌が活性化してかゆみが起こる場合があります。しかし、かゆみが出て頭皮を掻くようになったら、すぐにかゆみへの対策を取りましょう。
頭皮を掻くことにより、頭皮が炎症を起こすなどで逆に頭皮トラブルが発生し、薄毛や脱毛に繋がる場合があるからです。

かゆみへの対処法

それでは、かゆみへの対策方法について考えていきます。

育毛剤の使用をやめる

まず、育毛剤の使用を一度やめることが大切です。何が原因でかゆみが起きているのかわからない状態では、ケアのしようがありません。

育毛剤の使用を停止してもかゆみが悪化する場合は、使用しているシャンプーが合わなかったり、生活習慣の乱れ、ストレスや感染症など、他の可能性も十分に考えられます。悪化した場合は皮膚科への受診をおすすめします。

天然由来成分でできた無添加の育毛剤に変更してみる

肌が弱い人が、頭皮への刺激が強い科学成分を含む育毛剤を使用しかゆみを発症した場合、科学成分を一切含まない「完全無添加」や天然植物由来成分の「オーガニック」育毛剤に変更してみてはいかがでしょうか。

無添加と完全無添加の違い

無添加と完全無添加の違いをご存知でしょうか。
「大量に摂取すると体に悪い科学成分」は表示指定成分に登録されています。そのため、「表示指定成分無添加」(表示指定成分以外の添加物が入っている場合)の表記を略して、「無添加」と呼ぶようになりました。

つまり、体に害がある指定科学成分は入っていないけれど、他の化学成分が配合されているのが「無添加」、科学成分が一切配合されていないものが「完全無添加」です。
少しややこしいのですが、育毛剤には完全無添加・無添加、どちらの種類も存在しますので、肌に合いそうな方を選んでみてください。

チャップアップ

完全無添加、更にアミノ酸が独自配合された男女兼用の育毛剤です。皮膚科専門医による複数のかゆみに対する検査や、アレルギーテスト、放射性物質の検査など、安全面が徹底的に検査された育毛剤です。容器はジェット噴射スプレー式で、育毛剤の強い噴射力が実証されています。また、他の育毛剤の定期コースを選択した場合の返金保証サービスは日数が限定されているのが主流ですが、チャップアップは無期限保証、更に頭皮マッサージブラシのプレゼントがついているという点も特徴的です。

そして、同社から発売されているアミノ酸洗浄成分で構築されている「チャップアップシャンプー」は、頭皮への負担が少なく、育毛剤の効果を高める頭皮環境を作ってくれるため、併用すると薄毛対策や抜け毛対策により効果的です。

マイナチュレ

女性向けの完全無添加育毛剤です。女性の髪が生え変わるヘアサイクルや、ホルモンバランスの乱れに効果的な成分を配合し、女性の髪の毛の悩みに特化しています。妊娠中、授乳中の方でも使えます。容器は美容液のような見た目で、直接頭皮に育毛剤を塗布できるノズル式になっています。

楽天リサーチランキングでは使ってみたい女性用育毛剤などの4つのランキングで1位を、美容師が選ぶおすすめ育毛剤ランキングで1位を、更に@コスメ頭皮ケア部門では41週育毛剤部門でも1位を獲得という結果がでています。

BELTA(ベルタ)

女性用に開発された無添加ナノの育毛剤です。32種類の育毛有効成分の分子をナノサイズにまで細かくし、しっかりと毛根まで栄養が行きわたるようになっているのが特徴です。
容器はスプレー式になっていて、容器の押し加減で育毛剤の量が調節できます。

また、定期便パックでベルタ育毛剤を購入すると、同じBELTAブランドの「ベルタ頭皮クレンジング」がプレゼントされます。頭皮ケア成分がたくさん入っており、より育毛剤の効果を高める頭皮環境をつくるためのサービスで、口コミサイトではとても好評です。

花蘭咲

男女兼用の育毛剤で植物由来の成分を中心に配合されています。血管拡張成分・エビネエキスが主成分で、血流を改善して発毛効果や育毛効果を高めます。
容器はジェット噴射スプレー式になっており、狙ったところへ育毛剤をピンポイントで塗布することができます。花蘭咲の会報誌では、なんと94歳の女性の方がは薄毛を改善できたと回答していました。エビネエキスによる発毛効果・育毛効果に期待できます。

ベルタと花蘭咲は完全無添加ではありませんが、植物由来成分がメインで、更にに最低限の化学成分をプラスした育毛剤です。完全無添加の育毛剤と同様、科学成分がメインの育毛剤に比べ、頭皮への炎症の可能性は下がり、口コミサイトではいずれも人気の商品です。

頭皮に刺激を加えないようにする

頭皮に強い刺激が加わると、炎症などにつながりかゆみが起きる原因となります。
例えば、ヘアケアとして行っている頭皮マッサージに爪を立てている場合。爪をたてていると頭皮は簡単に傷つきます。頭皮に触れる際は「指の腹」を意識しましょう。

皮膚科を受診する

「何が原因で頭皮環境が悪化したか」が明確にわかる方法です。皮膚科は肌の専門家であります。診断してもらい、原因を解明するだけではなく、育毛剤について相談もできます。

もしも育毛剤が原因だった場合

もし育毛剤が原因だった場合、その育毛剤を再度使うことはなくなります。ですが、もし「定期コース」で育毛剤を購入していれば、全額返金保証がついているかもしれません

全額返金保証制度とは

多くの育毛剤は購入する際、公式ホームページに「定期便パックコース」や「定期購入プラン」、「スタンダードプラン」などが設けられています。そして、これらの定期プランを選択して購入すると、初回購入に限り通常価格から大幅に割引が受けられたり、全額返金保証制度が設けられている場合があります。
使った育毛剤を廃棄する前に、「そういえば購入時に…」という場合もありますのでよく調べてみてください。また、これから新たに育毛剤を購入する方は、各育毛剤の公式サイトを参照し割引や保証サービスについて確認してみてください。

厚生労働省から認められた「医薬部外品」や「第一類医薬品」の育毛剤でも、肌に合わなければかゆみが起きる場合は十分ありえます。
育毛剤の配合成分や対象の性別、返金保証サービスなど良く調べてから、自分にピッタリの育毛剤を使用しましょう。