育毛剤とは?育毛と発毛の基礎知識

髪型がきまらないことが理由で一日を憂鬱な気分で終えた事はありませんか?髪の悩みというのは大なり小なり誰しもが持っている精神に強い影響をもたらす悩みです。

髪の悩みの中でも深刻な、最近ちょっとおでこが広がってきた、若いころの自分と比べ髪が少なくなったという抜け毛や薄毛、ハゲに悩みを持っている方向けに髪のメカニズムから育毛剤とは何なのかを記述します。

抜け毛や薄毛の悩みが世間に認知された背景には、テレビで大々的にCMが放送されている効果ではないでしょうか。大正製薬ではドラマ相棒でおなじみの水谷豊さんがりアップX5のCMに出演しています。男性ホルモンによる影響が原因の抜け毛であるAGA(男性型脱毛症)は爆笑問題さん出演のCMで「お医者さんに相談だ」のフレーズにより、AGA治療が病院で治療できることが知られることとなりました。
認知度が上がるとともに、各種メーカーから原因や部位別に育毛剤が発売されました。育毛剤の種類が増えたことで情報も増え、逆にどの育毛剤を使用すれば自分に合う育毛剤なのかがわからなくなり、育毛剤選びが難しくなりました。育毛剤は決して安い買い物ではありません。そもそも育毛剤とは何だろうということから紐解いていきたいと思います。

育毛と発毛の違い

発毛と育毛の違いを知っていますか?
発毛は脱毛状態から髪を生やし増やすことを指します。
育毛は今ある髪の毛を強く育てていくという意味です。生えている髪がない状態の場合は頭皮の環境を整えることは出来ますが、髪を育てることはできません。

発毛のメカニズム

そもそも髪の毛というものはどのようにして生えているのでしょうか。
髪はもともと皮膚の一部が変化してできたものです。胎児のときに発育する過程で皮脂腺や汗腺とともに作られます。皮膚の表面に出ている部分、みなさんが髪の毛だと認識している部分を「毛幹部」、皮膚内部にある部分を「毛根部」とわけられています。毛根の位置の場所は深いと良いとされています。浅い場所に位置している場合、強く元気な髪に育つ事が難しく、抜けやすい髪となってしまいます。そして毛根の根本のふっくらしている部分を、「毛球」と言います。この毛球の真ん中のくぼみの下部が「毛乳頭」と呼ばれています。毛乳頭は髪を作るために栄養や酵素を取り込みます。栄養・酵素を元に毛母細胞へ髪を作るよう命令をします。毛乳頭からの命令により毛母細胞は細胞分裂を繰り返し、その結果、毛髪が作られていきます。

ヘアサイクル

私達の髪には「ヘアサイクル」という発毛周期があり、毎日自然な脱毛と発毛を繰り返しています。自然な脱毛として人間は1日約50本から60本ほどの髪が抜けていると言われています。
髪の毛は通常1つの毛穴に3本から5本生えているのですが、1本1本が独立したヘアサイクルを持っていて、独自に生え変わっていきます。男性ではおよそ3~5年、女性で4~6年の成長期があり、正常な状態であれば髪全体の80~90%が成長期であるとされています。
残りの20~30%の髪は退行期・または休止期にあたります。
退行期では毛根が徐々に小さくなり髪の毛の成長が止まります。髪の成長が止まり休止期に突入すると、髪の成長期が来るまで毛根は眠った状態となります。
この休止期の髪は成長期で新しく生える髪の毛に押し出されるように抜けていきます。
毛穴の中が健康な状態であれば脱毛と同時に新しい発毛が始まるのですが、遺伝や老化、ストレスや不規則な生活習慣などの原因でこの移行がうまくいかなくなることがあり、抜け毛が多くなり、結果として髪が薄くなります。

育毛剤と発毛剤の違い

発毛と育毛に違いがわかれば、育毛剤と発毛剤にも違いがあることは想像できるかと思います。育毛剤と発毛剤の違いを解説致します。

育毛剤には発毛効果はない

育毛剤には髪を生やす効果はありません。育毛剤は頭皮環境を改善し、今生えている髪を強く太く育てる事で結果として抜け毛を増やす役割を持っています。髪に良い土壌を作るために使用するイメージです。

有名な人気育毛剤の代表としてチャップアップやイクオスがあげられます。

育毛剤とは

「育毛剤」とは、いま現存している毛根へ作用して毛髪に影響を与え、抜け毛を予防し、少なくなった頭髪を増やし髪の毛の成長を促進する成分(発毛促進成分)をもつ頭髪用の薬。育毛剤にも種類があり、配合されている成分によって期待値も変わってきます。
医薬品や医薬部外品に指定されているものが多いので、効果は養毛剤より期待できます。
育毛剤の主な作用として、ふけ、かゆみを抑え、毛根に活力を与え血行促進作用があるものは細胞を活性化させ、男性ホルモンや皮脂分泌を抑制する効果があります。また殺菌作用や保湿効果などを含む製品もあります。
AGA(男性型脱毛症の治療薬)治療薬としては、国内でも認可され、効果と実績のある「プロペシア」という飲み薬タイプと「ミノキシジル」と肌に直接塗るタイプの治療薬があります。効果が高い分、副作用のリスクも理解しなくてはいけません。

発毛を求める場合は発毛剤がおすすめ

髪を生やしたい場合は発毛促進効果が認められた成分を配合しているAGA治療薬を使用すると発毛効果に期待ができるでしょう。
発毛効果が厚生労働省から認められている成分は、プロペシア(フィナステリド)、ミノキシジル、ノコギリヤシ、M-034、キャピキシルキャピキシル、デュタステリドとなります。配合成分に上記の成分が含まれていなければ発毛効果は期待できないでしょう。
現在最も注目されている成分であるM-034が配合されているとヘアサイクルの休止期になってもすぐには髪が抜け落ちません。

日本で発売されている有名な発毛剤はリアップです。
発毛効果が高い分、頭皮のかゆみ・頭痛やめまい等の副作用が起こる可能性もあるため購入は医師の処方せんや薬剤師の問診が必要となります。

日常のケアであれば養毛剤を使用しても良い

育毛剤・発毛剤は違いがわかっていなくとも聞き慣れているのに対し、養毛剤はあまり耳にする事もないため、どのような役割があるのかがわかりにくいかと思います。

養毛剤は育毛剤と似た働きですが、育毛剤よりも育毛効果は緩やかです。厚生労働省から効果があると認められた成分が入っていないため、分類も医薬部外品ではなく、化粧品に分類されます。
そのため、薄毛対策には期待できない可能性が極めて高いですが、頭皮を清潔に保ち、髪や頭皮に栄養を与え、発毛環境を整える役割があるため、将来の脱毛予防には使用しても良いでしょう。

医薬品と医薬部外品

「育毛剤」は、薬機法(以前は薬事法でしたが改名されました。)で医薬品と医薬部外品に分類されています。
医薬品は、病気の治療や予防を目的としている効能効果を持つもの使われるもので、厚生労働省認可を受けたものに限られます。

医薬品の中には医師しか処方できない医療用医薬品(処方箋薬:薬剤師による調剤によって処方される)と、薬局でも販売できる一般用医薬品があります。最近薬局でも薬剤師がいれば、第一類医薬品が販売できるようになったのは記憶にあたらしいことです。
医薬部外品は厚生労働省が許可した効用のある有効成分が配合されてはいるものの、病気の予防のみを目的としていた商品なので、医薬品と違い病気の治療効果は認められません。
広告表現で医薬品の効果をうたうと薬機法違反で処罰対象となります。

育毛をしたいのか、それともしっかりと髪を生やす発毛効果を求めているかを明確にし自分に合った方法で薄毛対策を行いましょう。

育毛剤を使用する際の注意点

育毛剤は使ったからとしても、すぐに症状が改善したり、効果を実感できるものではありません。育毛剤の効果を実感するためには、ヘアサイクルの関係上半年以上使い続ける必要があります。また効果には個人差があるので、必ず効果を実感できるということではありません。

発毛シグナル、育毛効果のサインを見逃すな

育毛剤を使用して、1か月や2か月で効果を実感できないから、と使用を中止してしまう人も多いようですが、それでは意味がありません。
最低でも3か月、できれば半年は使用を続けながら様子を見るようにしましょう。
以下のような変化が現れたら、育毛効果のサインである可能性があります。

  • 髪の根元にハリが出てくる
  • 髪にコシがでる、強くなり髪に触れた時に手ごたえを感じる
  • 髪型が作りやすく、セットが崩れにくくなる
  • 分け目が目立ちにくくなる
  • 細い抜け毛が減る

ただし、頭皮にかゆみなど起きた場合は無理して続けずく、速やかに使用を中止しましょう。また、解説したように育毛剤は、他の医薬薬と同じく、使用時に多く使ったからと言って効果が早まるものではありません。その育毛剤の使用長の注意をよく読み正しく使うことが大切です。

薄毛治療はお金がかかる

発毛専門クリニックでAGA治療を行う場合、AGAの治療は自由診療に値するため保険が適用されません。治療費は全額実費となります。自由診療のため価格設定は発毛専門クリニック側の自由となります。
外用薬、内服薬ともに月に平均で各10,000円程度のコストが継続して必要となります。
(円形脱毛治療の場合は免疫疾患に該当するため治療は保険が適用されます。)

育毛剤・発毛剤の使用もクリニックの治療と同様に治療期間が長くなればなるほどコストがかかります。
○か月継続して育毛剤・発毛剤を使用をすれば必ず効果が見えるといった事が言えないためコスト的にも気持ちとしても不安があるでしょう。

育毛剤が自分の肌に合うのかも含めると、返金保証サービスを行っているメーカーの商品を試すと肌に合わなかった場合に返金してもらえるため、安心して育毛剤を試す事ができるでしょう。返金保証サービスは○日間全額返金保証付きなどと表記されていることが多いです。
公式サイトの返金保証サービスの内容をしっかりと確認し、返金保証の期間を忘れ、返金サービスを受けることができなかったと言うことがないように注意しましょう。

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