覚えておきたい育毛基礎知識まとめ

薄毛対策、AGA治療を始めようとお考えの方、今使用している育毛剤に満足できていない方も、育毛剤を選ぶ際に、育毛剤徹底比較サイトやヤフー知恵袋などのインターネット情報を参考にすることが多いのではないでしょうか?

インターネット情報では育毛剤使用者の使用感や感想を事前に知ることができるので、育毛剤選びの参考にはなりますが、口コミや評判だけで商品を選ぶことはおすすめできません。
なぜなら、インターネットには、たくさんの育毛商品の広告や育毛情報が溢れており、正しい情報を探すのは大変困難な状況だからです。
そのため、育毛剤の選び方のポイント、育毛剤を使用する際に必ずおさえておきたいポイントを中心に正しい育毛情報をわかりやすくまとめました。

失敗しない育毛剤選びのポイント

育毛には、時間もお金もかかります。
ヘアサイクル(毛周期)により、毛髪は「成長期(約2~7年)」「退行期(約2週間)」「休止期(3~4ヶ月)」を繰り返しています。
育毛剤を退行期や休止期に使用すると抜け毛の時期のため、育毛効果がわかりにくいです。そのため、育毛効果を実感するまでに最低でも3ヶ月から半年の継続使用が求められます。多くの育毛剤は1本あたり約1ヶ月で使い切れる容量を販売しています。
育毛剤一本分あたりの平均価格を8,000円とすると、
半年で8,000円×6ヶ月=48,000円の費用がかかることになります。
育毛剤の効果を得るまでに、5万円弱の費用がかかると考えると、育毛剤選びは失敗したくないですね。
また、育毛剤を選んだとしても、正しく使用しなければ期待どおりの育毛効果を実感することはできません。育毛剤の選び方だけでなく、正しい育毛知識も身に着けて、育毛剤の育毛効果を十分に引き出しましょう。

育毛剤の種類

商品ラインナップが豊富な育毛剤ですが、商品によって効果は様々です。
配合されている有効成分濃度も気になるところですが、育毛剤選びのポイントとして、最も重要なことは【自分の薄毛症状にあった育毛剤を選ぶ】ことです。
育毛剤は症状別に有効成分や配合成分が違うので、育毛剤のタイプ(種類)によって効果が異なります。
薄毛・抜け毛の原因に合わせて、育毛剤を選ぶようにしましょう。
下記に、症状・原因ごとに合った育毛剤のタイプを紹介します。

男性ホルモン(5αリダクターゼ)抑制タイプ

薄毛に悩む日本人男性のほとんどが、AGA(男性型脱毛症)と言われています。
このAGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンに含まれているテストステロンが脱毛酵素5αリダクターゼと結びつき、抜け毛の原因である男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(別名:脱毛ホルモン)」を生成することが原因と考えられています。ジヒドロテストステロンは、ヘアサイクルの成長期を短くし、太くしっかりとした髪の毛を育ちにくくし、抜け毛を増やします。
男性ホルモン抑制タイプの育毛剤は、5α-リダクターゼの分泌を抑制し、男性ホルモンDHTの生成を抑えることで、男性型脱毛症(AGA)女性男性型脱毛症(FAGA)の予防・改善に効果が期待されています。

血行促進タイプ

発毛促進タイプの発毛剤は、血行促進成分が含まれています。
頭皮の血行を改善することで、詰まっていた毛細血管が通常より広がり、毛乳頭細胞が酸素や養分を吸収しやすくなります。その結果、毛髪を作り出す毛母細胞の働きを活発にさせます。
血行促進作用が期待されている有効成分としては、発毛促進成分として有名なミノキシジルや塩化カルプロニウム、天然成分のセンブリエキス等があげられます。
運動不足や脂っこい食事が多く、M字ハゲの方におすすめです。

毛母細胞活性化タイプ(栄養補給タイプ)

毛母細胞の分裂を活発にさせる栄養を毛包に補給することで、強く健康な髪を育てる効果を期待できる育毛剤のタイプです。
毛母細胞活性化タイプは、育毛シャンプー・育毛サプリメントなどの商品も多く、初めて育毛剤・スカルプケア商品を使用する方も気軽に試しやすいことが特徴です。
代表的な有効成分には、ペンタデカン酸グリセリドやニコチン酸アミドがあります。

皮脂分泌抑制タイプ

皮脂分泌抑制タイプの育毛剤は、余分な皮脂の分泌を抑え、頭皮環境を健康に保つことで育毛を促す効果を期待されています。
頭皮から皮脂が過剰に分泌されるとフケとなって毛穴を塞ぎ、髪の毛の育毛を阻害し、さらに、頭皮の炎症や脂漏性脱毛症の原因になります。頭皮の脂が気になる方におすすめです。

頭皮保湿タイプ

頭皮が乾燥すると、頭皮を守る皮脂分泌が異常な状態になり、皮脂が乾燥を補おうと過剰分泌します。皮脂が過剰分泌な状態ですと、細菌などの外部刺激から正常な頭皮状態を守れなくなります。そして、細菌が増殖して、毛穴にはいるとかゆみや炎症が発生してフケがでやすくなります。フケは毛穴を塞ぎ、髪の毛の成長を阻害します。
頭皮保湿タイプの育毛剤は、頭皮の乾燥を予防し、正常な頭皮の状態を保ち、髪の成長を促す効果が期待されています。
頭皮ケア成分としては、イチョウ葉エキス・海藻エキスが有名です。
男性用育毛剤だけでなく、女性向け(女性用)育毛剤・育毛剤シャンプーにも保湿有効成分が配合されていることが多いです。
乾燥肌・頭皮の乾燥が気になる方やフケが多いと感じる方におすすめです。

女性ホルモンのバランスを整えるタイプ

女性のハゲの主な原因は睡眠不足やストレス、更年期などによるホルモンバランスの乱れで、髪の毛全体のボリュームが少なくなっていく「びまん性脱毛症」とよばれるものが特徴です。女性の薄毛は男性のM字ハゲや、O字ハゲとは異なり、産毛のようなやわらかい毛は残っています。
女性の45~55歳ぐらいの期間のことを更年期とよびます。更年期にはいると、卵巣機能が低下して女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減る女性が多くなります。エストロゲンは、毛髪を発達させ、毛髪の成長期を長く維持させるという働きがあるため、エストロゲンの分泌低下は成長期を短くさせ、薄毛につながります。
男女で薄毛の原因が異なるため、育毛剤を使用する際には女性は女性専用育毛剤を使用しましょう。なぜなら、男性用育毛剤は刺激が強いものが多く、男性よりも敏感肌の女性の肌には合わないことが多いためです。また、女性用育毛剤は副作用の安全面を考慮して天然成分で作られているものが多くあり、女性ホルモンに似た働きを持つ成分が配合されています。代表的な育毛剤に、マイナチュレ、ベルタがあります。

医薬品、医薬部外品、化粧品の違い

育毛剤と呼ばれているものには3種類の分類があります。

医薬品

薬事法で医薬品に分類される育毛剤は、ほとんどの製品が病院で医師の元管理されています。それは、発毛効果があると厚生労働省に認められた医薬育毛成分が入っており、副作用の恐れもあるためです。
育毛効果は3種類の中では一番高いですが、薬の成分ミノキシジルによるかゆみや発疹などの副作用もあるため、特に身体が未熟な未成年は使用しないほうがよいでしょう。

最近では、正規品(医薬品)のジェネリック医薬品も販売されており、安価で効果が高い発毛剤も手軽に手に入れることができるようになりました。
メリットとしては、発毛剤の成分(ミノキシジルやフィナステリドなど)が、配合されているのに正規品より安く購入でき、輸入代行業者を利用して国内認可を待たずにして発毛剤を使用できます。
人気のジェネリック医薬品には、正規品ロゲイン(ミノキシジル配合)のジェネリック医薬品にカークランド、ポラリスがあり、正規品プロペシア(フィナステリド配合)のジェネリック医薬品にフィンペシアなどもあります。
医薬品とジェネリック医薬品は、用法・用量が決められているので説明書をよく読み、正しく使用しましょう。間違った使用方法や、使用量は、副作用を引き起こす危険性が高まります。

医薬部外品

医薬部外品に分類される育毛剤は、育毛の有効成分が配合されており、厚生労働省が一定の効果を認めた商品です。自然・植物由来成分を配合している商品が多く、育毛初心者でも安心して購入できることが特徴です。
医薬品に比べると、天然成分配合のものも多く育毛の効果は緩やかですが、そのぶん副作用の心配も少ないです。
ネットで評価が高い商品は薬用育毛剤がほとんどです。イクオス、ブブカ、チャップアップなどが当てはまります。

化粧品

化粧品に分類される育毛剤は、厚生労働省が認めた育毛成分が全く配合されておらず、企業内で臨床試験したものが商品化されたものです。厚生労働省の認可の育毛剤には、何度も臨床試験や試行錯誤のため半年~1年とかかります。その点、化粧品ですと新しくみつけた育毛成分を早く商品化することができ新成分を早く試すことができるというメリットがあります。しかし、そのぶん副作用については不安なところもあります。使用には気をつけましょう。

発毛剤の副作用

発毛効果が期待されている発毛剤は、高い効果が期待されている分、育毛剤より副作用の危険性も高くなります。
代表格はミノキシジルで毛細血管が開くことにより、毛母細胞に栄養が届きやすくなり発毛させる効果があります。ミノキシジル配合のリアップ公式サイトにも記載されていますが、ミノキシジル濃度が高い発毛剤ほど、発毛効果が期待できます。しかし、ミノキシジルには血管を拡張させる働きにより、血圧が下がったり、血管や心臓に負担をかける恐れがあるというデメリットもあります。そのため、いきなりミノキシジル濃度の高い育毛剤を使用することはおすすめしません。
また、発毛剤の副作用として誤解されやすいのが初期脱毛です。初期脱毛は、ヘアサイクルの乱れた成長不良の髪の毛や休止期の髪の毛が一時的に一気に抜けてしまうことです。不安になるかもしれませんが、新しい毛が生えるために古い毛が押し出されるような形で抜けただけですのでヘアサイクルの流れとして受け止めましょう。
しかし、発毛剤を使用中に皮膚の炎症や痛みなど頭皮に異常を感じたら、速やかに使用を辞め病院を受診しましょう。
有名な発毛剤には、リアップや、ロゲインなどがあります。

育毛剤の購入方法

育毛剤には、いろいろな購入方法があります。医師の処方のもと購入できるものや、ドラッグストアやネット通販で手軽に購入できるものもあります。
育毛剤の効果を実感するには、ヘアサイクルは長期間のため、最低3か月は使用期間がないと効果が実感しにくいということを忘れてはいけません。そのため、長期的な使用を考えるとドラッグストアで毎月購入するよりもネット通販で定期購入するほうがおすすめです。なぜなら、買い忘れや定期購入のほうが金額的にもお得になっていることが多いためです。ネット通販には、安心の金額返金保証がある育毛剤も多くあり、わからないときは公式サイトの営業日や受付時間を確認してコールセンターに電話してみましょう。

正しい育毛剤の使い方で効果を引き出す

育毛剤の効果を十分に発揮するためには、育毛剤の正しい使い方は必須です。

頭皮を綺麗に洗う

頭皮の毛穴に詰まった汚れや余分な皮脂は、抜け毛の原因になるだけでなく、育毛成分が頭皮に浸透する妨げにもなります。
髪を洗うのではなく、毛穴に詰まった汚れを落とすために頭皮を洗うように意識をします。
その際に、頭皮を傷つけないように爪を立てずに指の腹で揉むように洗いましょう。
また、洗い流す時は、シャンプー液のすすぎ残しがないように気をつけましょう。洗い残し・すすぎ残しは、頭皮トラブルに繋がります。特に、額の生え際・耳上の生え際、襟足はすすぎ残しが多いため、注意が必要です。

ドライヤーの使い方

濡れた毛の自然乾燥は、ドライヤーで乾かすより時間がかかりなかなか乾きにくく、長時間髪の毛や頭皮が濡れた状態になります。頭皮が濡れた状態は細菌が繁殖する可能性が高まり、抜け毛の原因になることがあります。
しかし、ドライヤーの使い方を間違えると、せっかく生えてきた髪や健康な頭皮を傷つけてしまいます。
ドライヤーを使って髪を乾かす時には、頭皮や髪の毛を守るため、爪をたてない、髪の毛をこすらない、熱風を頭皮に当てない、の3点を意識しましょう。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージで育毛剤の有効成分を頭皮表面から浸透させていきます。
丁寧な頭皮マッサージをすることで、育毛有効成分の浸透を促進し、さらに硬くなった頭皮を柔らかくさせ、頭皮環境の改善にも繋がるのです。

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