毎日シャンプーしているはずなのに頭皮がべたつく。また、薄毛対策としての育毛剤を使用した後、頭皮のベタつきが気になる、というケースもあります。


頭皮や髪のべたつきには理由があり、体質、髪質、もしくは健康状態が悪い、はたまた育毛剤が原因などで起こるのではありません。育毛剤の使い方や生活習慣が原因で頭皮のベタつきはおこります。なぜ頭皮のべたつきが起こるのか、そして改善のポイントや対策方法について解説していきます。

頭皮のベタつきの本当の原因

人によって頭皮がべたつく原因は異なります。頭皮のべたつきは、育毛剤を使用している場合と、育毛剤は使用していないケースがあります。

育毛剤が原因で頭皮がべたつく

育毛剤が原因で頭皮がべたつくケースは、ミノキシジル配合の育毛剤を使用していることと育毛剤のつけすぎの2つあります。

ミノキシジル配合の発毛用ヘアケア商品

男性ホルモンが過剰に分泌されることでおこる脱毛症、AGAという男性型脱毛症(女性の場合はFAGAと呼ばれる)に有効であると厚生労働省に認められているミノキシジルという成分があり、ミノキシジルは発毛効果が高いことと粘性が高いことが有名で、使用感はベタベタするという口コミランキングなどのサイトで報告されています。
現在自分が使用している育毛剤がミノキシジルを配合しているものでしたら、頭皮のベタつきはミノキシジルが原因だと言えるでしょう。

育毛剤の使用量過多

また、ミノキシジルが配合されていない育毛剤を使用しているが、頭皮がべたつくという方は、育毛剤の使い方が間違っているのが原因かもしれません。

髪の毛はなかなか隠すことが出来ない体の部分でもあり、人と対面するとき絶対視界に入るところなので、薄毛かなと悩んだらその悩みを少しでも早く解消したいと思います。
育毛効果を早く実感したいという気持ちが先行し育毛剤の使用書にかかれている推奨量より、ついつい多く付けすぎてしまうことがあります。悩むことはストレスとなるので一刻もはやく問題解決したいと思いますが、焦りは禁物です。
使用している育毛剤の使用感がどれだけ爽快タイプの育毛剤だったとしても、推奨量を超えて大量に頭皮に塗布すると、水分が蒸発し頭皮が乾燥してくると、余剰分のべたつきが目立つようになってしまいます。

ドライヤーでの乾かしは厳禁

ドライヤー
頭皮のべたつきを解消しようと、育毛剤を大量に塗布した後、ドライヤーで熱乾燥させ水分を飛ばす方もいますが、育毛剤の有効成分が頭皮に浸透する前に乾かしてしまうことで、せっかくの育毛剤成分の働きを邪魔してしまい、なおかつ頭皮の乾燥は皮脂の過剰を招くので自ら薄毛症状の進行の手伝いをしてしまいます。そして肝心のべたつきは防ぐことができません。
育毛剤を塗布した後は、ドライヤーを使用せず1時間程度じっくりと浸透液が自然乾燥するのをまつ必要があります。

育毛剤の付けすぎで副作用が出てしまう場合もある

そして、育毛剤を推奨量を超えて使うことは頭皮環境を乱す原因にもなります。育毛剤の中にはアルコール成分が強いものや頭皮にとって刺激が強い成分が配合されているものがあります。
アトピー性皮膚炎などの肌の弱い人が育毛剤を付けすぎると、育毛効果がアップするどころか、頭皮の炎症やかゆみやかぶれが発症する副作用が起きることがあります。
また、ミノキシジル配合の製品は育毛効果は高いが副作用をおこす可能性が高く、過剰につけすぎることでその副作用を起こす成分量に達してしまうことがあります。それぞれ育毛剤を開発した会社が表示している副作用が起きず、育毛剤の効果を最大限に発揮できる量を使用法通りの量を塗布するようにしましょう。

頭皮環境が原因で頭皮がべたつく

頭皮がべたつく原因として、そもそも育毛剤を使う前の頭皮環境が悪い場合が原因であることがあります。

頭皮環境が悪いと、頭皮がべたつくだけでなく頭皮の毛穴がフケや脂で詰まり、髪の毛を成長させる毛根部の活動が悪くなり、抜け毛が増える粃糠性脱毛症になります。
その他、毛穴が詰まっていることで育毛剤の浸透が悪くなったり、頭皮が炎症を起こす可能性が高く悪いことばかりです。

頭皮がべたつくからと洗浄力の強いシャンプーを使用したり、爪を立ててシャンプーして地肌を傷つけることで、必要な皮脂を除去してしまいます。適度な皮脂は頭皮の乾燥を防ぎ、細菌の繁殖を防ぐため必要なものですので、皮脂を除去しすぎてしまうと、体が皮脂不足で危険である、と判断し、さらに皮脂の分泌量が増加してしまう可能性があるので注意が必要です。

頭皮のべたつきの対処法

育毛剤を使っていてもいなくても、髪の毛の成長する場所である頭皮環境の改善は髪の毛にとって重要な要素となってきますので、頭皮のべたつきはなるべく早く改善したいことです。
頭皮のべたつきには睡眠不足や生活習慣の乱れが大きく影響し、育毛にとって好ましくない生活習慣を続けていてはせっかくの育毛剤の効果も半減してしまいます。今一度、生活習慣を再確認し、育毛のためにできることを考えてみましょう。

ジャンクフードは控える

ジャンクフードやカップ麺など添加物、糖分や油分が多い食生活は、体内の中性脂肪を増やし頭皮の皮脂も過剰分泌しやすくなります。皮脂量が増えたうえに髪の毛を育てる栄養素が足りていなくては健康な髪を育てることができません。薄毛の改善のために栄養バランスの取れた良質な食事を心がけましょう。

頭皮に優しいシャンプーを使う

髪の毛を洗うときは洗浄力の強いアルコール系シャンプーをつかうのではなく、肌の成分に近いアミノ酸系シャンプーやベタイン系シャンプーを使うと刺激が抑えられて必要な分だけの皮脂を残し頭皮の洗浄をしてくれるのでおすすめです。
頭皮環境の改善は発毛にもつながる重要なことなので、おおげさですが正しいシャンプーは発毛シャンプーであるといっても良いのかもしれません。

朝シャンがべたつきの原因に

震える
朝にシャンプーは交感神経の活発化等のメリットもあります。だからといって夜にシャンプーせず寝てしまうのは、頭皮のべたつく原因になります。夜にシャンプーをせず寝るということは、1日分の頭皮の汚れや皮脂を付着したまま眠るということです。この状態は頭皮環境にとって最悪の状態です。10時から深夜2時は肌のゴールデンタイムであり、お肌の入れ替わりサイクルが行われる時間です。もちろん頭皮もです。
しかし、毛穴に皮脂などの汚れが詰まっていては肌のターンオーバーが上手く出来ません。1日の汚れをしっかりと落としてから眠ることで良好な頭皮環境を作ることができます。

すすぎはきっちり行う

シャンプーやトリートメントで頭皮をきれいに洗浄しても、しっかりとすすぎが出来ていなければ意味がありません。洗浄成分が頭皮に付着したままになると、かぶれやニキビ、べたつき等の頭皮トラブルの原因となります。
ワックスやジェル、スプレー等の整髪料で抜け毛が増えたという例は、しっかり整髪料を落としきれず毛穴が詰まってしまう事が最大の原因です。
また毛穴が塞がれてしまうことで皮脂が頭皮へと出ていけなくなり、ニキビなどの皮膚トラブルに繋がります。
シャンプー選びも重要なので頭皮に優しい有効成分配合のシャンプー選びを行いましょう。

ドライヤー不使用で雑菌繁殖

シャンプー後、髪を乾かさないのはとても危険です。
髪が濡れたままの状態というのは、髪が乾いた状態と比べて髪の毛がデリケートでダメージを受けやすくなります。さらに、湿ってるということで雑菌が繁殖しやすい状態となり、そしてミドル脂臭などの臭いの原因にもなりますので、きちんとドライヤーで乾かしましょう。

血行不良が育毛を阻む

煙草を吸うことにより血行不良が起き、髪の毛に栄養を与える毛細血管の血行が悪くなることで毛細血管が狭まったり毛血流が悪くなり栄養が届きづらくなり、結果ハゲに繋がりやすくなります。煙草の他、冷房にも注意が必要です。煙草がやめられない方は薄毛対策用マッサージをするなどして工夫することをおすすめします。

育毛剤ごとでべたつきが違う

実は育毛剤にも様々なタイプや使用感自体があり、育毛剤のタイプを知ることでべたつきの改善方法の1つとなるかもしれません。

育毛剤の使用感として、サラサラとした使用感のものはスプレータイプで短時間タイプ。粘度の高いものは頭皮に長時間とどまるタイプといえます。
長時間タイプはその分、粘度が高いためべたつきを感じる方もいるようです。使用感まとめサイトを比較すると、ある程度のベタつき感が好きな方はチャップアップをおすすめします。匂いも好みがあるので自分の好みに合った確認して購入するとよいでしょう。