女性の薄毛の原因は様々な種類がありますが、中でも女性は「びまん性脱毛症」が原因で薄毛になることが多い傾向にあります。


びまん性脱毛症を改善する為に、びまん性脱毛症の原因や、びまん性脱毛症に効果的な育毛剤・発毛治療についてご紹介いたします。

びまん性脱毛症とは

びまん性脱毛症は女性版AGA(男性型脱毛症)として、「FAGA(女性男性型脱毛症)」とも呼ばれます。

以下の症状が現れた場合、「びまん性脱毛症」を発症している可能性が高いといえます。

  • 髪の毛のボリュームが全体的に減ってきた
  • 頭部の地肌が目立つようになった
  • 髪の毛が全体的に細くなってきた
  • 髪の毛のコシやハリがなくなってきた

びまん性脱毛症は、男性のO字ハゲ(頭頂部の脱毛)やM字ハゲ(額の後退)のように部分的な脱毛ではなく、頭部全体の髪が細くなり薄毛となります。

びまん性脱毛症は進行性の脱毛症ですが、症状の進行速度が緩やかであるため、自分の薄毛症状に気付きにくいという特徴があります。

びまん性脱毛症の原因7選

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びまん性脱毛症が発生する原因は、女性ホルモンの減少、頭皮の栄養不足、ストレスや過度なヘアケアな、大きく分けて4種類に分類されます。

妊娠中・産後のホルモンバランスの乱れ

妊娠中は女性ホルモンの分泌量が急激に増加しますが、出産を終えると女性ホルモンは妊娠前の分泌量に戻り、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスが乱れると、体調の悪化などのほか、薄毛や抜け毛を発症します。

また、出産後に発生する脱毛症は「分娩後脱毛症」とも呼ばれます。出産後の脱毛症は約3か月程度で自然治癒する傾向にありますが、早く薄毛を直したい方や、本当に自然治癒するか不安を覚える方は、育毛剤の使用をおすすめします。

経口避妊薬によるホルモンバランスの乱れ

経口避妊薬(ピル)は、女性ホルモンの分泌量を調節する作用を持つ医薬品です。経口避妊薬を服用している間は女性ホルモンが増加するため脱毛数が減りますが、服用をやめると女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスの乱れによる薄毛につながります。

加齢による女性ホルモンの減少

女性ホルモンは加齢につれ減少し、閉経が発生する50歳前後は、体内で分泌される女性ホルモンより男性ホルモン量が優位にたつなど、ホルモンバランスの乱れが発生します。

※女性の体内では女性ホルモンだけでなく、わずかに男性ホルモンも分泌されています。また、男性も男性ホルモンだけではなく、体内で微量の女性ホルモンが分泌されています。

また、体内の女性ホルモンが減少すると、頭皮を保湿する皮脂の分泌量が減少するほか、毛包幹細胞を守るコラーゲンの分泌量が減り、薄毛が進行します。
コラーゲンから見る効果的な育毛・育毛剤とは

妊娠や過度なダイエット等による栄養不足

女性は、妊娠や過度なダイエットにより栄養不足に陥りやすい傾向にあります。

体内の栄養が不足すると、髪の毛の主成分・ケラチン生成に必要な栄養(亜鉛やビタミン、アミノ酸など)が不足し、毛根の奥の発毛組織(毛母細胞や毛乳頭細胞)の働きが弱まり、薄毛や抜け毛に繋がります。

栄養不足による薄毛は、日々の食事を見直す食事治療のほか、頭皮ケア成分を豊富に配合した育毛剤でケアすることも可能です。また、併せて育毛サプリメントを摂取し、育毛に効果的な栄養を体内に送り込む薄毛ケア方法もおすすめします。
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生活習慣の乱れ

偏った食生活や睡眠不足、喫煙、過度な飲酒など、生活習慣の乱れもびまん性脱毛症の発生に繋がります。生活リズムを整え、バランスの良い食事を摂り、飲酒や喫煙を控えましょう。

ストレスによる自律神経の乱れ

ストレス過多によって自律神経が乱れると、女性ホルモンの分泌量に変化が生まれ、ホルモンバランスが乱れることによる薄毛に繋がります。

ストレスによって頭部に円形の脱毛が表れた場合は、びまん性脱毛症ではなく円形脱毛症の可能性が高いと言えます。円形脱毛症はびまん性脱毛症と脱毛原因が違うため、皮膚科などの専門機関の受診をおすすめします。

ヘアケア製品によるダメージ

洗浄力の強いシャンプーの使用や、男性用のヘアケア用品の使用、パーマやヘアカラー剤により、髪の毛や頭皮がダメージを負った結果、薄毛や抜け毛が発生します。

また、肌に合わないヘアケア用品の使用や過度なヘアケアは、頭皮にかゆみやかぶれが発生するなど、頭皮トラブルの発生にもつながります。

びまん性脱毛症で頭部がツルツルになることはない

男性はAGAが進行した結果、毛根が死滅してしまい、頭部がツルツルとなる場合があります。しかし、女性は加齢などにより女性ホルモンの分泌量が減少しても、完全に女性ホルモンが分泌されなくなる訳ではないため、びまん性脱毛症により頭部がツルツルになることはほとんどありません。

びまん性脱毛症改善に効果的な育毛剤4選と比較

ベルタ マイナチュレ 花蘭咲 ミューノアージュ
分類 女性用
医薬部外品
女性用
医薬部外品
女性用
医薬部外品
女性用
医薬部外品
育毛有効成分 3種類 3種類 3種類 5種類
頭皮ケア成分
配合数
56種類 37種類 6種類 7種類
定期購入価格
(税抜)
初回:3,980円
以降:4,980円
4,457円 初回:2,400円
+送料500円
以降:4,800円
+送料500円
2週間用:1,834円
定期初回:3,686円
以降:6,278円
返金保証期間 定期購入のみ
30日間※
定期購入のみ
180日間
45日間 なし
*2017年9月現在のデータです
*ベルタ育毛剤の返金保証期間は、2017年8月頃に90日間から30日間に変更されました

公式サイトでびまん性脱毛症を改善すると謳われる製品の中から、インターネットの口コミランキングサイトで人気の女性用育毛剤を、価格、成分、育毛効果など様々な面から比較しました。

各育毛剤を比較した結果、以下のことが分かりました。

  • 育毛有効成分を最も多く配合した育毛剤はミューノアージュ
  • 頭皮ケア成分を最も多く配合した育毛剤はベルタ
  • 最安値はマイナチュレ
  • 返金保証期間が最も長いのはマイナチュレ

それでは、比較結果を踏まえて各育毛剤の特徴や口コミをご紹介致します。

ベルタ

ベルタは、56種類の頭皮ケア成分を配合した女性用育毛剤です。天然由来成分を中心に配合した無添加製法でパッチテストも行った育毛剤であるため、妊娠中、授乳中、敏感肌、乾燥肌、アレルギー肌の方でも使用できる安全性が高い点が特徴です。

ベルタの育毛効果

豊富な栄養成分を配合しているため、栄養不足に陥った頭皮をケアする効果が期待されるほか、ヒオウギ抽出液やビワ葉エキス、イザヨイバラエキスといった女性ホルモンに似た働きを行う「イソフラボン」を含有した成分も含まれているため、ホルモンバランスの乱れを改善する効果も期待されます。

2017年8月3日に容器がリニューアル

2017年8月3日、ベルタはこれまでのプッシュ式ボトルから、トントン式のボトルに変更されました。トントン式に容器が変更されたことで、より育毛剤を頭皮につけやすくなったといえます。

ベルタの口コミ評価【★★★★★】

@cosmeでの口コミ評価は7点中5.3点でした。

好評の口コミには

  • べたべたしなくて使い心地が良い
  • 香りが無くて使いやすいうえに脱毛本数が少なくなった
  • 髪を結んでも薄毛が気にならなくなった

など、使用感や育毛効果に軒並み好評の書き込みがありました。

不評の口コミで最も多く見受けたのは

  • 返金保証時に箱や明細を取っておかなくてはいけないことを知らなかった
  • 次回発送の準備が出来てしまっているため、わずか600円しか返金をもらえなかった

など、返金に関する書き込みでした。どの育毛剤にも言えることですが、育毛剤を購入する際は返金保証規約までしっかり読み込んでから購入することが重要となります。

マイナチュレ

マイナチュレは、20代から60代と幅広い年代の女性に支持を受ける無添加の女性用育毛剤です。妊娠中や産後、乾燥肌や敏感肌でも使用できます。

配合される育毛成分は37種類とベルタには劣るものの、27種類の頭皮ケア成分によりしっかり頭皮に栄養を与えるほか、

  • ビワ葉エキス
  • ボタンエキス
  • ヒキオコシエキス
  • ヒオウギ抽出液
  • オウゴンエキス
  • ローマカミツレエキス

など、イソフラボンを含みホルモンバランスを整える成分も豊富に配合されています。

マイナチュレの魅力は価格と返金保証期間

マイナチュレは、この記事中で紹介するどの育毛剤よりも安価で購入できるほか、「初回は〇〇円、2回目以降は高額」といったトラップもなく、一律4,457円と言う割引価格で継続して購入できる点が魅力です。

また、返金保証期間は180日間(約6か月)、最大で6本(約6か月分)の育毛剤代金の返金を受けることが可能であるため、育毛剤を長期間継続して使用しながら、育毛効果や使用感をお試しできます。

マイナチュレの口コミ評価【★★★★】

@cosmeでの口コミ評価は7点中4.1点でした。

好評の口コミには

  • 育毛剤がべとべとしなくてサラサラの使用感がいい
  • すごくいいわけではないけど使わないよりはまし。ボリューム感が出た
  • シャンプー時の抜け毛が減った
  • 育毛剤と分からないボトルデザインが良い

など、育毛効果併せて使用感やボトルデザインでも好評を博していました。

不評の口コミでは、

  • 頭皮が荒れてしまった
  • 一か月半使用したけど髪が生えなかった

等の書き込みを見受けました。(育毛剤は半年以上の使用で育毛効果を発揮するため、1か月使用しただけでは育毛効果は実感できないことを捕捉いたします)

花蘭咲

花蘭咲は、配合成分エビネランエキスによる血行促進効果をメインとした女性用育毛剤です。

女性用育毛剤について調べると高確率で目にする育毛剤ですが、配合頭皮ケア成分数がすくないことや、女性ホルモンを整える成分が殆ど配合されていないため、びまん性脱毛症を改善する力はこの記事で紹介している育毛剤の中でも低い方だと思います。

ミューノアージュ

ミューノアージュは、二本の育毛剤が1セットになった商品です。「1」と書かれたボトルは頭皮用美容液で、毛根に栄養を与え頭皮環境を改善します。「2」と書かれたボトルの育毛剤で、5種類の育毛有効成分で育毛を行います。

人気女性用育毛剤の中でも育毛有効成分が豊富

ミューノアージュの特徴は、厚生労働省から育毛効果が認められた育毛有効成分を、5種類配合していることです。他社の人気育毛剤に配合される育毛有効成分は、大半が3種類であるため、ミューノアージュは豊富に育毛有効成分を配合していると言えます。

ミューノアージュの口コミ評価【★★★】

@cosmeでの口コミ評価は7点中3.4点でした。

好評の口コミには

  • 臭いがなくさっぱりとした使用感がいい。不要な添加物を避けているのも良いともう
  • 産後の抜け毛に悩んでいますが、1週間で多少減ったような気がします。
  • 2週間お試しキットを使用しましたが、根元にボリュームが出て髪のまとまりも良くなりました

等、育毛効果を中心に好評を博していました。

不評の口コミでは、

  • 髪のコシは出ていると感じるが、太さは感じない
  • 2回使用するのはめんどくさい

等の書き込みを見受けました。

びまん性脱毛症の発毛治療方法3選

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びまん性脱毛症を改善するには育毛剤だけでなく、発毛サロンや薄毛治療クリニックにて発毛治療を行う方法もあります。それでは、発毛治療法やデメリットをご紹介致します。

パントガール

パントガールは、びまん性脱毛症や抜け毛を改善し発毛促進を行う薄毛治療薬(外用薬)です。パントガールにはびまん性脱毛症改善に効果的なアミノ酸、たんぱく質、ビタミンB群などが配合されています。

副作用の報告はこれまでなく、世界各国で使用されている安全性の高い医薬品であるといえます。

※発毛クリニックにもよりますが、妊娠中、授乳中の方には処方していない病院が多いようです。

ハーグ療法(毛髪再生医療)

ハーグ療法(ハーグ治療)は、脂肪幹細胞から抽出した成長因子を、アミノ酸やビタミンなどの栄養素と混ぜ合わせ、「HARGカクテル」という液をつくります。そのHARGカクテルを頭皮に注入し、発毛を促す治療方法です。

HARGカクテルの注入方法として、以下の3点が挙げられます。

  • 注射針を使用する
  • 頭皮にレーザーで極小の穴を空けて注入する
  • 極細の針がついたローラーを使用しHARGカクテルを浸透させる

発毛治療はデメリットが多い

発毛治療は育毛剤よりも確実に薄毛改善を行えますが、様々なデメリットも存在します。

治療費が高額

発毛治療は保険適用外となるため、治療費や薬代が非常に高額となります。

副作用の可能性が高い

パントガールのように副作用が報告されていない発毛薬もありますが、発毛医薬品の中にはミノキシジルなど、日常生活に支障をきたす可能性がある薬品も存在します。

手術に失敗する可能性もある

記事中で紹介したハーグ治療法や自毛植毛など、脱毛外来での手術は確実に成功するとはいえず、失敗する可能性もあるため、リスクが高いといえます。

まずは育毛剤を使用したびまん性脱毛症対策法を!

以上から、発毛治療には様々なデメリットがあるといえます。そのため、まずは育毛剤を半年以上使用して薄毛対策を行いましょう。

その後、育毛剤を長期間使用してもびまん性脱毛症が改善されなければ、脱毛症外来での発毛治療を検討しましょう。