育毛剤は薄毛対策の目的で利用されます。育毛剤は使い続けることが大切といわれますが、育毛剤をどの程度の期間使い続けると育毛効果がみられるかや、育毛効果がみられるまでにかかる育毛剤の費用も気になるでしょう。


髪の毛の生えるメカニズムから、育毛剤の効果が発揮されるまでに時間がどのくらいかかるのかをみていきましょう。

育毛剤の効果が出るまではおよそ半年が必要

育毛剤の薄毛改善の効果を実感するには、個人差がありますが4か月~半年を目安に育毛剤を使い続けることが必要です。育毛剤の効果を実感するまでに時間がかかることには、ヘアサイクルが関係しています。髪の毛は一定の期間で、成長したり、抜けたりを繰り返しています。これがヘアサイクル(毛周期)です。

ヘアサイクルと発毛

髪の成長サイクル
髪の毛は、毛根の毛母細胞が分裂を繰り返すことによって成長します。その細胞分裂が活発な時を成長期といい、男性では3~5年、女性では4~6年続きます。そして2~3週間の成長がだんだんと衰える退行期を経て、2~3か月の休止期となります。休止期は、毛母細胞の活動はストップしている状態で、次に毛が生えるまでの準備期間です。

その後再び毛母細胞が新しい毛を生み出しはじめる発生期には、休止期に入った毛が毛根に残っている場合、新しく生える毛に押し出されて抜けることになります。発生期も2~3か月あり、その後ようやく新しい毛が成長期を迎えるのです。

髪の毛はこのような成長サイクルを続けますが、何らかの要因で成長サイクルが乱れてしまうと、薄毛となってしまいます。

男性の場合には、男性ホルモンの変化、女性の場合には女性ホルモンの減少や老化、パーマやカラーリングといった過剰な外部刺激などが要因とされます。

その結果、男性では産毛の状態で抜けてしまうようになり、頭頂部や生え際部分からの脱毛が進行、女性の場合は全体的に髪の毛が薄くなる形で薄毛になっていきます。

育毛剤は、主に休止期の毛母細胞や毛乳頭に対してアプローチします。そのため、毛根から新しい毛髪が生え、頭皮の表面まで出てくるまで伸びるには、早くても3~4か月かかります。育毛剤の効果が現れるのに、時間がかかるのはこのためです。

育毛剤の種類によっても効果発現の時間が違う

育毛剤の効果は、製品によっても差がみられます。男性型脱毛症の治療薬、リアップの公式サイトによるとミノキシジル外用薬のリアップは、有効成分のミノキシジルの含有量が1%の場合は半年、5%の場合は4か月の継続使用で効果がみられるとされています。

永久返金保証制度を取り入れている株式会社ソーシャルテックの育毛剤チャップアップについても最低3か月の継続利用が推奨されています。

効果発現までは、販売会社が設定している推奨継続利用期間を参考にするとよいでしょう。薄毛の状態やタイプによっても、育毛効果が実感できる期間には差があります。抜け毛により髪の毛の本数が減ってしまい、頭皮が透けて見えるように薄毛が進行している場合には、育毛効果の実感には時間がかかる可能性があります。

育毛剤を使いはじめたら抜け毛が増える?そのメカニズムとは

育毛剤を使い始めたのに毛が生えるどころか、かえって抜け毛が増えてきたと感じる人もいます。しかし、これは育毛剤に効果がないわけでも、育毛剤が頭皮や自分の体質に合っていないからでもありません。ヘアサイクルから考えると自然現象なのです。

育毛剤を使い始めて間もなくの抜け毛は、初期脱毛といわれるものです。初期脱毛は休止期にある毛髪の下の毛母細胞が活発化することにより、いずれ抜ける予定だった髪の毛が早く抜けてしまうことをいいます。初期脱毛の有無や程度は個人差がありますが、育毛剤を使い始めて3か月以内に一旦抜け毛が増えるのは毛母活動が活発化したためです。

初期脱毛が起こっている場合、すでに毛母細胞では細胞分裂の段階に入っています。次に生えてきている髪の毛が頭皮の表面にあらわれるまでには伸びる時間が必要なため、髪の毛の成長が実感できるのは2~3か月先になります。初期脱毛はよい変化と捉えられる現象です。

頭皮環境の改善で早く効果が感じられる場合も

育毛剤の使用によって毛根で毛母細胞が分裂をはじめてから、髪の毛として表面に出てくるまでには数か月がかかるため、基本的には育毛剤には即効性がありません。しかし、口コミなどでは使い始めてそれほど時間がたたないうちに効果を感じたという内容もみられます。

これは、育毛剤の配合成分による直接の発毛促進効果ではなく、頭皮ケア成分によって現状の頭皮環境が整ったことで抜け毛が減ったためだと考えられます。頭皮の炎症や、栄養が行きわたらずに早く抜けてしまうといった場合には比較的早く変化があらわれることもあるからです。

また、育毛剤には、今生えている髪にコシを与え、ボリュームをアップする効果が期待できる成分も含まれているため、実際に髪の毛の数には変動がなくても髪が増えたように感じられるのもひとつの要因です。

育毛効果がみられない場合には育毛剤の変更も検討しよう

育毛剤を使っても育毛効果がみられない場合や、使用による皮膚トラブルや副作用が起こった場合は育毛剤の変更も検討すべきです。次のような場合があてはまります。

かぶれなどの副作用があらわれた場合

育毛剤の使用によって肌がかぶれた場合には、育毛剤の使用を中止しましょう。頭皮にかぶれが起こった場合、育毛剤の配合成分が頭皮に合わないことがほとんどです。頭皮の炎症は毛穴にダメージを与え、ヘアサイクルを乱します。

育毛剤に薄毛によいとされる有効成分が入っていたとしても、炎症が起きているのに使い続けていては薄毛悪化の原因となります。頭皮トラブルが起きた場合には、もったいないと思わずに使用を中止しましょう。

また、医薬品の外用薄毛治療薬ミノキシジルについては、医薬部外品の育毛剤に比べ、かぶれなどが出やすいといわれています。また、ミノキシジルは元々が高血圧の薬であったため、頭痛や心拍数増加などの全身的な副作用が出る可能性もわずかながらあります。このような症状が出た場合も使用を続けてはいけません。

半年以上使用しても全く改善しない場合や抜け毛が増える場合

半年以上使っても全く薄毛が改善しない、逆に使い始める前よりも抜け毛が増えている場合には、育毛剤の効果があらわれていないと判断できます。

育毛剤を使い始めた時には初期脱毛が起こることもありますが、初期脱毛は3か月以内に抜ける予定だった休止期の髪の毛によるものです。もし、育毛剤の使用を半年以上継続していても抜け毛が増える、あるいは変化が感じられない場合には、自分の薄毛原因と育毛剤が合っていない可能性も考えなければなりません。

万一のトラブルに備えて返金保証のある育毛剤を選ぼう

このように、育毛剤の使用を中止せざるを得ない状況に備え、育毛剤を選ぶ場合にはお試し期間のある商品や、一定の無料返金期間のある商品を選ぶ事をおすすめします。

店頭販売と違い、販売会社が直接公式ホームページで販売している育毛剤の多くは、開封後でも期間内であれば返金保証がついているため安心です。

ただし、販売会社によっては定期購入やセット販売の場合、全額返金サービスの対象外となることもあるため、購入時には返品規定についてもしっかりと確認しておくことをおすすめします。基本的に全額返金期間内であれば、開封して使用していても理由を問わず返品が可能です。

発毛力など、効果に不満があるという理由だけでなく、単に使用感が気に入らない場合でも返金に対応してもらえます。

多くの返金保証が30日や60日といった短期間となっていますが、株式会社レッドビジョンの発売する女性用育毛剤のマイナチュレでは、定期コースの場合最大180日間を対象に、使用済みであったとしても最大6本までが全額返金保証の対象となります。しっかりと効果が感じられるまで使いたいけれど費用が心配という方にぴったりです。