育毛剤は、成人男性が使うものというイメージがある方も多いと思います。


しかし、高校生でも薄毛や抜け毛の悩みを抱え、「若ハゲ」といった言葉に敏感になる方も少なくありません。未成年のAGAに注目し、基礎知識を交えてご紹介します。

未成年の薄毛の原因

未成年は学校生活が多忙であったり、変化の激しい環境などのストレスや思春期特有のイライラ、気分の変動が増します。ストレスは、薄毛の大きな原因の一つです。

ストレスによる薄毛のメカニズム

頭皮は体の末端にあるため、血液が届きにくいため血行が悪くなりやすい箇所です。ストレスがかかることで、さらに頭皮の血行不良が悪化します。ストレスがかかることで髪の成長を司る毛母細胞に血流に乗って栄養と酸素が送られにくい環境となります。

ストレスで血行不良が悪化した結果、栄養不足となった髪の毛はやせ細り、太い髪にまで成長しないまま抜け落ちることで、薄毛が進行してしまいます。

未成年も育毛剤を使用できる

薄毛対策として未成年者が使用可能な育毛剤は存在します。

しかし、薄毛の症状によっては育毛剤の育毛効果が期待できない薄毛症状もあるため、まずは自分の薄毛症状の原因を判断することが重要です。

若年性AGA対策に育毛剤は効果的

男性の主な薄毛とされるAGA(男性型脱毛症)は、遺伝的要素と男性ホルモンの結合物質である脱毛ホルモンの影響で未成年の高校生でも発症します。

AGAの特徴として、額の生え際の両サイドが徐々に薄くなり後退するM字ハゲや、頭頂部のつむじ周辺から髪の毛が薄くなってきた場合、AGAの可能性が高いです。

詳しくは下記の記事をご参考下さい。
10代にとっての育毛剤とは

男性ホルモンの増加

成長期である未成年は、ホルモンバランスが乱れやすく男性ホルモンが過剰に分泌されることで、さらに5a-リダクターゼとテストステロンが結合し悪玉男性ホルモンDHTが大量に生成されます。

そのため、髪の毛が成長する周期(ヘアサイクル)が乱れ通常より早いタイミングで脱毛司令が出ることで、髪の毛が太く長く成長する前に抜けてしまう傾向があります。

下記の記事をご参考下さい
薄毛の原因AGAとは?症状から治療まで

未成年が使ってはいけない成分

年齢制限があり未成年者の使用を禁じている成分をご紹介します。

ミノキシジル

ミノキシジルは、本来は高血圧の治療目的で開発された成分です。ミノキシジルの副作用として多毛症の症状が発見されたため、AGA治療薬として使われるようになりました。

ミノキシジルの副作用は、低血圧やめまい、頭痛や動悸です。

フィナステリド

フィナステリドは、脱毛男性ホルモンを抑止する働きがあるAGA治療薬の有効成分です。フィナステリドは副作用のリスクがあるため、厚生労働省が定めた医薬品のため市販されていいません。そのため、薄毛治療専門クリニックや皮膚科で処方されます。

フィナステリドの副作用の症状は、性欲減退や勃起機能の定価、肝機能障害、うつ、精子減少など生殖機能への影響が確認されています。フィナステリドは安全性及び有効性は確立していないため未成年への処方はされていません。皮膚からの吸収率が優れている成分であるため、未成年と女性の使用禁止はもちろん触ることさえ禁じられている成分です。

デュタステリド

デュタステリドもフィナステリドと同様に、還元酵素5a-リダクターゼの働きを阻止する働きのあるAGA治療薬です。
デュタステリドはフィナステリドの1.5倍の脱毛抑制効果をもつ医薬品成分です。デュタステリドもフィナステリドと同様に生殖機能に副作用を与えることが判明しており、未成年には処方されておらず、未成年と女性には使用禁止はもちろん、触ることも禁じています。

未成年にオススメの育毛剤

未成年におすすめの育毛剤を選ぶ際には下記の注意点を参考にして購入するとよいでしょう。

育毛成分効果が期待できる医薬部外品の育毛剤を選ぶ、配合成分の安全性が高く無添加で作られている、血行促進成分で頭皮環境の改善が期待できる、DHTの抑制成分が配合されているか、といった点に注意して育毛剤を選ぶ必要があります。

上記の注意点を押さえた育毛剤であり、なおかつ育毛剤ランキングでも評価が高い未成年におすすめの育毛剤をご紹介します。

イクオス

イクオスは株式会社キーリーが開発し、天然成分無添加にこだわった男女ともに使用できる人気の育毛剤です。2016年9月に成分配合量を大幅に増やしリニューアルしました。

イクオスには5αリダクターゼの働きを抑制する成分として、ヒオウギ抽出液、ダイズエキス、オウゴンエキス、ビワ葉エキス、クララエキスが配合されています。

5αリダクターゼの働きを抑制する成分の効果により、脱毛を防ぐ効果が期待できます。
アルガス-2は、保湿・血行促進効果に優れているM-034と、育毛促進効果に優れているペルベチアカナリクラタエキスで構成された海藻エキス成分で、発毛効果が認められているミノキシジルと同等の効果が期待できます。

無添加でホルモンバランスを乱す成分が含まれていないため、未成年者でもAGA治療に効果が期待できます。

チャップアップ

株式会社ソーシャルテックのチャップアップは、無添加・無香料・自然由来の成分配合で作られた口コミ評価が高い育毛剤です。

ダイズエキス、ドクダミエキス、オドリコソウエキスで皮脂過剰分泌の抑制します。そして、センブリエキス、海藻エキス、クロレラエキスなどで、毛乳頭の活動を活性化させ、毛母細胞に栄養を届けます。
脱毛・薄毛の原因となる男性ホルモンDHTの働きを抑制する目的で、オウゴンエキス、チョウジエキス、ボタンエキスといった天然成分を配合しています。

薬用ポリピュアEX

シーエスシー株式会社の薬用ポリピュアEXは、血行を良くすることで発毛を促すセンブリエキスを配合しています。そして、保湿成分の一つであるバイオポリリン酸をポリピュアEX独自の技術でナノサイズ粒子化したことで頭皮への浸透力が期待できる育毛剤です。
AGAに育毛効果が期待されるヒオウギ抽出液を配合しており、頭頂部ハゲ、生え際の後退、M字ハゲ、髪のボリューム感の減少などに効果が期待できます。

育毛剤の使用と併用して行う当効果的な頭皮環境改善方法

自分の薄毛の症状や肌質に合った育毛剤を使うことと同時に、生活習慣の見直しを行うことで育毛剤で薄毛改善率をさらに高めることが可能です。

食生活の見直し

脂っこいものや刺激が強いものを食べ過ぎることが原因で、毛穴に皮脂が詰まったり、刺激物が原因で頭皮の炎症が起きる場合があります。油が多く浮いているラーメンや脂質や塩分の多いハンバーガーといったジャンクフードの食べ過ぎも注意しましょう。

生活習慣の見直し

22時から2時までの副交感神経が活発化する時間帯に成長ホルモンが分泌され髪の毛は成長します。22時から2時の間に十分な睡眠をとることで、ストレスの軽減と髪の成長促進につながります。

シャンプー・ヘアケア剤の見直し

頭皮が炎症を起こしていたり皮脂汚れで毛穴が詰まっていると、育毛液が浸透しにくくなります。

市販のシャンプーの多くは、界面活性剤配合のため洗浄力が強めです。頭皮の皮脂汚れが落ちた感じはするのですが、洗浄力が強すぎるがゆえに頭皮の保湿をキープするために必要な皮脂までも洗い落としてしまいます。

頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーに変えることで、頭皮の保湿に必要な皮脂を残しつつ、頭皮の炎症の原因となる皮脂汚れを洗い落とすことができます。頭皮環境を改善することで、育毛剤のさらなる育毛効果が期待できます。