抜け毛の改善、薄毛治療のために育毛剤を使い始めたけれども、髪の毛が生えるどころか何故か抜け始めてしまった。
育毛剤を使ってハゲるなんておかしい。副作用ではないか。

というコメント情報をAGA治療体験記や治療経過を報告するブログ記事などでみかけます。実は育毛剤の使い始めには、脱毛が起こる場合があります。育毛剤を使っていてハゲてしまう理由と真実についてまとめました。

育毛剤を使ってもハゲる原因とは

育毛剤を使ってもハゲる原因とは
育毛剤を使ってハゲてしまう原因として考えられるものは、初期脱毛や自分の肌に合わない育毛剤を使っている。育毛剤の効果が期待できない薄毛の症状の3つがあります。

原因1:育毛剤の使い始めに起きる初期脱毛

育毛剤を使い始めて1か月目くらいから抜け毛が増える現象のことを、初期脱毛といいます。

初期脱毛が起きるかは個人差が激しく、育毛剤の使用後も抜け毛の量はほぼ変わらないという人がいる一方、抜け毛が3倍以上に増えたという人もいます。

初期脱毛が起きるまでの期間も早い人では育毛剤の使用開始から10日という人もいます。初期脱毛には個人差がありますが、いきなり抜け毛の量が増えるため育毛剤の副作用と間違えがちです。

ヘアサイクルとは

ヘアサイクルとは
ヘアサイクルとは、髪の毛が新しく生え、成長し、抜ける、また生えるまでの周期のことをいいます。

  • 髪の毛が生えてきて太く長く成長する時期(成長期)
  • 髪の毛の成長がゆるやかとなり停止する時期(退行期)
  • 髪の毛が抜け落ちて新しい髪の毛を生やす準備をする時期(休止期)

期間として成長期は通常4~7年で、退行期は2~3週間、休止期が2~3ヶ月の日数です。

薄毛や抜け毛に悩む人の多くが、ヘアサイクルの成長期が数か月から1年ほどと短くなっています。

成長期が短い=ヘアサイクルが乱れることで、今まで一定期間で立派に成長したはずの髪の毛が、太く育ちきらないまま抜けてしまったり、産毛のまま抜け落ちてしまう原因になります。休止期の状態で髪の成長が停止し、成長期に入れない、もしくは休止期のまま毛根が育たなく、毛穴から髪の毛が生えなくなるという状況になってしまいます。

初期脱毛はヘアサイクルが整ってきた証拠

育毛剤の多くはヘアサイクルの改善を目的に作られています。

育毛剤の効果があらわれてくると、今までのヘアサイクルが一度、リセット状態になります。初期脱毛で抜ける髪の毛は休止期の髪の毛です。

育毛剤やAGA治療薬を使うことで毛母細胞が活発になり、古い髪の毛は新しく成長してきた髪の毛に押し出され抜けてしまう事で育毛剤使用前よりも抜け毛が多くなります。

育毛剤は継続が大事

育毛剤は継続が大事
初期脱毛が始まると、使用している育毛剤が自分に合わなかったのではと考え、育毛剤の使用を中止してしまう方もいますが、ヘアサイクルの改善は育毛剤を使用してすぐに改善できるものでもありません。自分で勝手に判断せず、半年は育毛剤の使用は続けることをおすすめします。

原因2:肌に合わない育毛剤の使用

化粧品で乾燥肌や敏感肌専用があるように、育毛剤も肌質にあわせたものが販売されています。

自分の肌に合っていない育毛剤を使うと、頭皮が赤く腫れてしまったり、痒みが生じたりと頭皮のトラブルの原因になります。

育毛剤も顔に使う化粧水と同様に直接皮膚に付けて使うものなので、肌に合わない場合はフケが出たり、かゆみや頭皮の炎症が生じることがあります。炎症などの皮膚トラブルが原因で頭皮の毛穴を塞ぐ事で更なる脱毛を誘発する可能性があるため、頭皮に違和感を感じた場合、医師の指示を仰ぎましょう。

原因3:自分の薄毛症状に合わないヘアケア用品を使用している

薄毛、抜け毛、脱毛になってしまった要因や症状は人それぞれで、育毛剤などのヘアケア用品も症状や原因に合わせて配合されている成分を変えています。

薄毛の症状の中でも男性型脱毛症とよばれるAGAは、AGA専用のヘアケア用品を使わないと薄毛治療はできません。女性も同じ症状の薄毛があり、こちらはFAGAと呼ばれています。
女性の方は、こちらの記事をご覧ください。
女性のための育毛剤の種類と医薬品タイプの育毛剤の効能

AGAには発毛剤で薄毛治療を

AGAの原因は、テストステロンという男性ホルモンを通常より過剰に分泌されることで、髪の毛の生成の源である毛母細胞を萎縮させる最強の男性ホルモンである、ジヒドロテストステロンを大量に生成します。ジヒドロテストステロンより、本来成長途中である髪の毛に対して、「抜ける時期だよ!」と誤った司令を出してしまう事で薄毛が進んでしまいます。

AGAを治療するには、男性ホルモン抑制効果に勝れた育毛剤や発毛剤を使用しなければ育毛効果は感じられません。そのため、自分の薄毛原因を解決できない育毛剤を使っていても薄毛改善はできないのです。

AGAの治療

AGAの治療にはプロペシアやミノキシジルといった医薬品として認められている薄毛治療薬があります。

ミノキシジル配合の発毛剤は、日本では大正製薬から発売されている【第1類医薬品】リアップしかありません。

他に発毛剤を手に入れるにはAGAクリニックに行くか、インターネットでミノキシジルが配合されているタブレット(ミノタブ)や、海外でのミノキシジル配合されているロゲインがありますが、個人輸入代行でしか入手することは出来ません。

また、育毛剤のほとんどは医薬部外品に分類されています。医薬部外品の育毛剤にはノコギリヤシが配合されているものがありますが、発毛剤に比べると育毛効果はゆるやかですが男性ホルモンの合成抑制効果があるため原理として改善が見られる可能性があります。育毛剤を購入する際に成分表をチェックしてみて下さいね!

日常生活での抜け毛

日常生活での抜け毛
個人差がありますが抜け毛の本数は、通常約50~100本だと言われています。
日本人の髪は平均10万本ほど生えていると言われているため、1日に100本抜けたとしても全体の0.001%のため、100本と聞いて心配する必要はありません。

抜け毛の量は季節によっても違い、秋には抜け毛の量が2倍に増えると言われています。日頃から自分の抜け毛の平均を知ることで、今の抜け毛の症状が初期脱毛か通常の抜け毛なのかの判断基準となります。

育毛剤の使用以外にしておきたい日常の薄毛対策

育毛剤を行う他にしておきたい日常の薄毛対策
育毛剤を使っていても日常生活を改めなくては、せっかくの育毛剤の効果も薄れてしまいます。薄毛の改善率を高めるためにも生活習慣を見直しましょう。

食生活の見直し

髪の毛の成長を司る毛母細胞に栄養を届けるために、食生活の見直しが必要となります。
脂っこいお肉や唐辛子など刺激物のとりすぎは、毛穴を塞ぐため食べ過ぎには気をつけましょう。意識しすぎて、菜食生活になる人がいますが、栄養が偏ってしまうためバランスの良い食生活を心がけてください。

その他、アミノ酸が豊富な食品を食事に取り入れるとケラチンの生成が促され、コシのある強い髪が作られます。アミノ酸が豊富な食材として、亜鉛を摂取することをおすすめします。食材では、牡蠣(生)・レバーなどがアミノ酸を豊富に含んでいますが、日常的に摂取することが難しい場合、サプリメントで摂取しても良いでしょう。
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生活習慣の見直し

生活習慣を見直すことも大切です。
ストレスをためると毛細血管が萎縮してしまい、毛母細胞に十分な栄養をおくることができなくなり生産性が低下します。人の髪の毛の成長は22時から2時までの副交感神経が活発の時間帯に成長します。睡眠を十分にとることでストレスの軽減につながります。
喫煙も血流を悪くする原因となりますので、禁煙しましょう。
頭皮には大きな血管がすくなく毛細血管が多いです。毛細血管がのみの生え際のハゲ、M字はげになりやすいのはそのためです。
また、髪の毛を引っ張ることで起きる牽引性脱毛もあるので髪型はこまめに帰るようにしましょう。

シャンプー方法の見直し

シャンプーを十分に行えないと、フケや皮脂がたまり、毛穴を塞ぎます。育毛には頭皮が清潔であることが重要です。頭皮が清潔な状態でなければ、育毛剤や発毛剤などのヘアケア用品を使っても成分が毛根まで浸透しません。

しかし、皮脂をとるために爪を立てて洗うと、頭皮が傷付き、頭皮を守ろうとさらに皮脂がでてしまうため、指先でマッサージするように洗うようにしましょう。また、市販の洗浄力が強いシャンプーを使うのではなく、育毛に適したアミノ酸系の育毛シャンプーを使うと必要な皮脂だけを残し汚れのみ落とせるためおすすめです。

まとめ

育毛剤を使用していて抜け毛が増えた場合、自分の頭皮環境をチェックし、痒みや赤みなどの異常がない場合は初期脱毛の可能性が高いので半年程度は育毛剤の使用を継続してみましょう。薄毛治療は筋トレと同じく、毎日の継続が重要です。
薄毛の原因別に育毛剤の選び方にについて解説している記事もありますのでご覧ください。
薄毛の原因を分析することで自分にあった育毛剤を選ぼう